去勢手術について 


・去勢手術についての予備知識

まず、レオンの去勢手術にあたって、とても悩み、本当に手術をしていいのだろうか、犬の為になるのだろうか・・・ ということに、深く考えさせられました。
この問題については、賛否両論分かれます。
去勢のメリットという定義は、そもそも人間の一方的な観点であり、犬本来の本能を奪うということは、虐待になると考える人もいます。
そして、去勢手術などしなくても、飼い主のしつけによって、そのデメリットの部分を十分に補えると・・・
しかし、逆に言えば、去勢手術はこの人間社会で共存させる上でのマナーであり、これ以上繁殖させるつもりもないのに 不用意に発情し、ストレスを抱えさせてしまうのは、犬にとってよくないことであるという考え方もあります。

私は、どちらの意見にも賛同出来るものがありましたが、色々と熟慮した上で後者を選びました。

去勢手術には、メリットとデメリット、両方持ち併せています。

【去勢手術のメリット】

 ・ 生殖器系の病気を防ぐことが出来る
 ・ 繁殖を防ぐ
 ・ マーキングを防ぐ
 ・ メスへの発情を防げる為、そのための不用意なストレスが溜まらない
 ・ 性格が穏やかになる(個体差アリ)

【去勢手術のデメリット】

 ・ 男性ホルモンが失われる為、太りやすい体質になる
 ・ 繁殖が出来ない


このデメリットである部分の「太りやすい体質になる」というのは、術後からの食事制限によって、いくらでも防ぐ ことが出来るようです。
しかし、もちろん手術を受けさせていない状態よりも、より注意深く犬を観察していなければいけないということにも なりますが・・・

ちなみに、去勢手術を受けさせる最適な時期は生後6ヶ月〜8ヶ月の間だそうです。  



・レオンの場合

レオンに去勢手術を受けさせると決断してから、あれこれと心の準備を始めました。
なんせ、手術は手術。
体にメスを入れるわけです。
人間でも動物でも、体にメスを入れた時の痛みは同じでしょう。
それによって、たかが数日間であれど、痛みなどによっての苦痛を与えることに、少々胸が痛みました。
しかし、そんなことをいつまでも悩んでいても、何も始まりません。
あとは、術後のケアをしっかりとしてあげればいいのだと、自分に言い聞かせました。

事前に、獣医師からあれこれと手術にあたっての説明がありました。
まず、手術前日の夜10時以降は、一切の食べ物・飲み物を与えてはいけないということ・全身麻酔での手術に なるので、手術中の万が一の事故も起こりうるということ・術後、抜糸までの期間はエリザベスカラーを 装着させなければいけないので、ストレスを抱えさせることになるということ・傷口の痛みで 3日間ぐらいは元気がないかもしれない等などです。

そして、手術当日。
お昼近くに、動物病院へとレオンを連れていきました。
あれよあれよという間に、飼い主から引き離されたせいか、分離不安のあるレオンはキャンキャンと鳴いて いました。
後ろ髪を引かれる思いで、無事に手術が終わるよう祈りながら、病院を後にしました。

その病院は、去勢手術の場合日帰り入院という方法をとっていたので、その日の夕方にレオンを 引き取りに行きました。
私の中で、その引き取る瞬間というのは、なんとも元気がなく、体もグッタリとまるで寝たきり状態のような ものをイメージしていたのですが、意外や意外、まだ麻酔も完全には抜け切っていないであろう体なのに、 私たち飼い主のほうへエリザベスカラーを身にまとって一目散に歩いてきました(^^;;

「あ〜〜〜生きてて良かった〜〜〜(´▽`) ホッ」

というのが、率直な感想でした(笑)
や、でもほんとにこんなもんだと思います(^^;;

そして、グッタリした状態でいるのを想像していた私たちのことを察したのか、獣医師が笑いながら 「もっと、グッタリと元気がないようなのを想像してたでしょ。意外と元気でしょ?」と言ってきました(爆)
いや、ほんとにスゴイっすよ!!
犬の回復力・治癒力って素晴らしい!!(≧▽≦)・・・と、思わず感動してしまいました(^^;;  



・術後の経過

さてさて、手術も無事に終わり、我が家へと帰ってきましたが、やはり麻酔のせいかいつものような元気は さすがにありませんでした。
今日ぐらいはおとなしくさせてあげようと、その日はほとんどケージの中へ入れていました。
体も表情もグッタリしていて、時々鳴く声にもいつものようなハリがありません。
何度も、「う゛〜〜レオンよ〜〜〜よく頑張ったね(T-T)ダラダラ(T^T)ズルズルー」と声をかけてあげ、 レオンはそれを聞きながら、ウトウトと眠っていました。

これも獣医師からの指示で、夜10を過ぎてからぬるま湯を与えてやって下さいとの指示がありました。
もちろん今日一日は、食事はNGです。
夜10時を過ぎ、ぬるま湯解禁になったところで、レオンをケージから出してやり、ぬるま湯を出してあげました。
しかし、首には邪魔なエリザベスカラーが巻きつけられているわけで・・・(^^;;
何度もぬるま湯にありつけるまで、苦戦しておりました(; ̄ー ̄川
それどころか、歩くのさえもままならず、何度もカラーを床にひっかけては前につんのめり、また歩いては前に つんのめり・・・を繰り返し、なんともおもろい光景で・・・( ̄∇ ̄;)ハッハッハ

そして術後2日目。
今度は、水だけじゃなく、フードも解禁ということで、長時間何も食べていない状態だったので、いきなり 胃に刺激を与えるのも良くないだろう・・・と思い、ドライフードをふやかして与えることにしました。
ふやかして与えたのは、この日の晩ご飯までです。

獣医師からは、抗生物質を3日分処方されており、1日1回それも投与してあげなければいけませんでした。
この薬がこれまたかなりの代物で、他の薬のように「えいっ!」と喉の奥へ突っ込んで、ゴクッと飲ませる手法は あまり向かない薬らしく、とて〜〜も苦くて犬もとんでもなく嫌がるほどの物体とのことだったので、この時だけは 好きな食べ物にまぜてやって飲ませて下さいとの指示が出ていました。
しかし、好きなものといってもなぁ・・・(^^;;
まさか、ブロッコリーの中に埋め込んで与えるわけにもいかんし・・・と思っていた時、獣医師から「パンを使って やる人が多いみたいだよ」というアドバイスがありました。

私もその方法で投与してやることにし、まずは小さくちぎった薬ナシのパンを2,3回与え十分に油断させてから(笑)、 今度は薬を埋め込んだパンをひょいっと与えてみました。
すると、何の疑問も抱かずに騙されるレオン・・・(*^日^*)
この方法は、大成功でした。
同じやり方で、3日分の抗生物質投与は成功しました。

獣医師からは、「3日間ぐらいは元気がないかもしれない」との予告があったにも関わらず、レオンはその予告とは 裏腹に、術後2日目にしてすっかり元の元気さを取り戻し、エリザベスカラーをつけながらも、いつものやんちゃな姿へ と戻っていました(^^ゞ
こうして、術後の経過も順調で、無事に10日後の抜糸の日を迎えることが出来ました。
めでたし、めでたし・・・(^^)  




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 No.3 フードについて 
 No.4 病気について
 No.5 犬にかかるお金について
 No.6 去勢手術について
 No.7 可哀想な犬たちについて